FTM-350オプション購入とバージョンアップ
先日入手したFTM-350のオプションをいくつか購入しました。
すでに生産終了したモデルで、オプションもほとんど入手困難になっているかと思いきや(もちろん本当に入手困難そうなものもありますが)、秋葉原の富士無線さんのところには在庫が残っているオプションがいくつかあるようです。
http://www.fujimusen.com/transceiver/option/YAESU_mobile/FTM-350.html
しかも、在庫限りと思われるものは定価のほぼ半額なので、中古を探すより安かったりします。
そのなかで、今回は、GPSアンテナユニット(FGPS-1)と、データ端子接続用ピンケーブル(CT-140)を購入しました。
ほかのオプションも、入手できるうちに購入できるものはしておきたい気持ちもありますが、コネクタ付きケーブル (CT-133)はFGPS-2しか繋ぐものがなさそうですし、チャージャースリーブ(CAB-1)も当面は使いそうになさそうなので見送りました。
ほか、現行オプションのボイスガイドユニット(FVS-2)も購入し、合計3点を購入してきました。
まずは、本体のバージョンが古いようなので(前回の記事で書きましたように、Version1.0でした)バージョンアップを行いました。購入したCT-140を早速使います。なお、使うPCにはRS-232Cの端子は無いので、USB変換器を取り付けました。
PCのUSBポートに挿して認識させると、COM6が割り当てられました。
ヤエスのホームページ(http://www.yaesu.com/jp/amateur_index/firmware/GetStart.html)から、本体の最新ファームウェアをダウンロードします。最新バージョンはVer1.6のようです。
FTM-350 Series Firmware Update Program (Ver1.6) (880KB)
ダウンロードしたzipファイルを解凍して生成されたexeファイルを実行すると、同じフォルダにファームウェア書き込み用アプリが含まれたフォルダができたので、そのフォルダの下にあるexeファイルを実行。
COM Portのプルダウンから先ほど割り当てられたCOM6を選びます。Baud Rateは設定しなくていい模様なので、そのままUpdateボタンを押します。
ヘルプにも書いてある内容ですが、こうして手順が表示されるのは親切ですね。
手順通り、本体のフタを外し、プログラムスイッチとやらをPRG側にします。狭い場所のようで、先の細い工具が必要かと思いましたが、指先で普通に切り換えられました。
データ端子にCT-140を接続し、電源をON。ちなみにフロントパネルを繋ぐ必要があるのかわかりませんでしたが、フロントパネルは繋がなくても大丈夫でした。
これで準備完了。先ほどのウィンドウのOKボタンを押します。まず初期化が始まり、
続いて転送。
転送が100%になると完了です。
OKボタンを押すと、その後の作業手順が表示されました。
この後、オプション取付作業があるのでフタのビスは締めませんでしたが、本体の電源ケーブルを外して、スイッチをNOR側に戻し、フロントパネルと電源を繋いで、電源の左側キーを押しながら電源を入れます。
無事、MAINのVersionが1.6になりました。まだほとんど設定等していない状態なので、躊躇することなくオールリセット!
これでバージョンアップは完了です。おそらく、メーカーもFTM-350に関連する開発はもうしていないでしょうし、今後この機種のバージョンアップは無さそうですね。
オプション取付についてはまた次回。
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