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2021年4月の5件の記事

2021年4月24日 (土)

HDSDR設定とリグ制御

先日入手した、RTL-SDR V3を使って、SDRを動作させる件の続きです。

これまでの記事へのリンク:

  1. FTDX-3000にRTL-SDR V3をつなぐ
  2. RTL-SDRドライバとHDSDRのインストール

(4) HDSDRの設定

前回の2.の記事で、HDSDRとDLLのインストールを行い、HDSDRが起動できるようになったので、RTL-SDR V3からの入力を表示するように設定します。

まず、HDSDRの画面左下にあるメニューから、SDR-Device [F8]のボタンを押して、DLL設定画面を開きます。

ここでの設定は、にゃん太郎さんの記事に貼られていた設定をそのまま採用させていただきました。

20210410_sdr_hdsdr01_20210424173701

次に、Options [F7]のボタンを押し、出てきたメニューから「RF Front-End Configration」を選択。

20210410_sdr_hdsdr02_20210424173701

そして現れた設定画面にて、これもにゃん太郎さんの記事の設定をそのまま使わせていただきました。IF-frequencyの9MHzはFTDX3000であれば同じかと思いますが、offsetはもしかしたら変更必要になるかもしれません。が、とりあえずそのまま採用(笑)

20210410_sdr_hdsdr03_20210424173701

ただ、制御を「by Omini-Rig(1)」を選んだせいで、Omini-Rig(1)を設定して有効にするのを忘れないように(逆に言えば、無効になってるぞ)とのメッセージが出ました。
20210410_sdr_hdsdr04

なので、いったん制御は「manual」(←正確にはちょっと違う表示だったかも)を選んでおきました。

この状態で、何やらそれなりのスペクトル&ウォータフォールが表示されました。制御をmanualにしたので、この画面で周波数などを弄っても、周波数表示は変わりますが実際のチューニングは変わらず、FTDX3000のダイヤルで周波数を変えるとスペクトル&ウォータフォールに反映される、という状態でした。

20210410_sdr_hdsdr05_20210424173701

(5) FTDX3000用のCOMポートドライバのインストール

HDSDRの画面からチューニングなどの操作をするには、上にも書いたOmni-Rigというソフトを入れる必要がありそうですが、それをするには当然、PCとリグの制御ケーブルを接続する必要があります。

FTDX3000にはUSBポートがありますので、USBで接続すれば良さそうです。

接続する前に、専用のCOMポートドライバをインストールします。ヤエスの製品ホームページの、ダウンロードページ(https://www.yaesu.com/jp/amateur_index/product/ftdx3000/download.html)にある、「仮想COMポートドライバーダウンロード」のリンクからダウンロードします。

マニュアルのpdfファイルも置かれているので、それを見てインストールします。

20210410_yaesu1

インストール成功。

20210410_yaesu2

その後、USBケーブルでPCとFTDX3000を接続して、リグの電源を入れると、ドライバが有効になります。デバイスマネージャー画面を見ると、ポート(COMとLPT)に2つの項目が追加されました。

20210410_yaesu3

同じような名前ですが、

Enhanced COM Port (COM5) : CAT制御(トランシーバの周波数や通信モードなどの設定や制御)
Standard COM Port (COM4) : TX制御(PTT、CWキーイング、FSK制御)

とのことのようです。

(6) Omini-Rig (v2)のインストール

PCとリグがつながったので、Omini-Rigをインストールします。

最初、Omini-Rigを検索してインストールしたのですが、どうやらそれはv1だったようで、version2でないとダメ!と怒られてしまいました。

20210410_omnirig01

親切にも、エラーメッセージにURLが書かれていましたので、そこ(http://www.hb9ryz.ch/omnirig/)のページの、

--> Download [11’342 KB] OmniRig v2.1

のリンクからOmniRig v2.1をダウンロードしました。そしてインストール。

20210410_omnirig02

起動すると設定画面が出ますので、HDSDRで使用する予定の「RIG1」のタブで設定します。なお、ここで、上でも何度か引用させていただいているにゃん太郎さんのページに、

FDTX3000はバグがあるようなので、FT-950を選ぶべし

とありましたので、Rig-TypeはFTDX3000ではなく、FT-950を選択しました。こういう情報は非常にありがたいですね!感謝、感謝です!

Portは上で書きましたようにCAT制御で割り当てられたCOM5を選択。

Baud Rateは、FTDX3000のCAT設定に合わせて、38400を選択。なお、FTDX3000のCAT設定は、

20210410_omnirig04

↑としました。

そして、Options [F7] メニューから、CAT to Radio (omni-Rig)を選び、sync rig1を選びます。

20210410_omnirig05

ところが、(inactive) と表示されていたところが、(FT-950 => not responsed)となり、通信失敗してつながらない模様。

いろいろ試した結果、FTDX3000のメニュー40番、CAT RTSの設定がENABLEなのが気になり、Omni-Rig側のRTS設定を"Handshake"に変更したところ、無事に(on-line)となりました。

20210410_omnirig06

もしかしたら、FTDX3000側の、メニュー40番をDISABLEにしても良かったのかもしれませんが、そちらは試していません。

20210410_omnirig07

どうやらこれで無事につながったようです。HDSDR上で周波数やモードなどを変えると、連動してリグのほうも変わり、また逆にリグのほうを弄るとHDSDR側の表示も変わるようになりました。

20210410_omnirig08

これで、とりあえずFTDX3000のIF出力を使ってHDSDRを動作させることができた、と言えると思いますが、1つ問題が・・・。

受信した信号から、HDSDRが音声復調してPCから音を出してくれていると思うのですが、音質が悪く(というかちゃんと復調できていない?)、正直言ってQSOの内容が聞き取れません。⤵

Bandwidth[F6]のメニューで、音声出力のサンプリング周波数を変更できるようですが、音質は多少変わっているようですが、音声の内容が聞き取れないのは相変わらずです。

試しに中波帯のAM放送を聞いてみると、まあ音質的にはそれほどいいとは言えないまでも、話している音声ははっきり聞き取れます。

20210418_sdr_tbs01

↑ 954kHz TBSラジオ

AMがOKでSSBがNG、ということが原因としてまず考えられますが、そうだとすると設定でどうなるものでもありません。一方で、同じような人がいるのか検索してみましたが、特に見つけられず、うちだけの問題の可能性もあります。

が、近くにリグがある場所でやっているので、PC側での音は出さず、リグから音を出せば解決、ということで、ちょっと気持ち悪いながらも、音質問題の原因究明は放置の可能性が高いです。

 

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2021年4月16日 (金)

RTL-SDRドライバとHDSDRのインストール

先日入手した、RTL-SDR V3を使って、SDRを動作させる件の続きです。

これまでの記事へのリンク:

FTDX-3000にRTL-SDR V3をつなぐ

さて、ソフトのインストールですが、購入したRTL-SDR V3のパッケージに紙切れが入っており、そこにクイックスタートガイドのURLが書かれていました。
20210410_sdr_1_20210416231001

紙切れに書かれている、RTL-SDR.COM/QSGにアクセスすると、https://www.rtl-sdr.com/rtl-sdr-quick-start-guide/  に飛ばされ、そこにドライバのインストールやら、SDRソフトのインストールやらについて書かれていましたので、それを参考に作業を進めました。

なお、このあたりの情報は検索すればいろんな人が書かれているようで、わざわざ書く必要もないかと思いましたが、後日何かでインストールした時の情報が必要になったときの、つまり自分の備忘録として書いておきたいと思います。

ちなみに、使用しているPCは、Windows 8.1 Pro (64bit)が入っているタブレットPCです。

(1) ドライバインストール

RTL-SDR V3のドライバは、http://zadig.akeo.ie/ から、

Zadig 2.5 (4.9 MB) Updated 2020.03.28:

をダウンロードしました。exeファイルなのでそのまま起動し、メニューのOptionsを選んでList All Devicesをチェックします。

20210410_sdr_2_20210416232201

プルダウンで現れるデバイスのなかから、RTL2838UHIDIRを選択

20210410_sdr_3

そして、Replace Driverボタンを押すとインストールが始まります。

20210410_sdr_4

特に問題なくインストール成功した模様。

20210410_sdr_5

コントロールパネルのデバイスマネージーにて、ユニバーサルシリアルバスデバイスの下にRTL2838UHIDIRが(エラー等のマーク無く)表示されていれば、とりあえずOKのようです。

20210410_sdr_6

(2) HDSDRのインストール

続いて、SDRソフトのHDSDRを、http://hdsdr.de/ からダウンロードします。

HDSDR v2.80 installer. (March 19, 2020)

HDSDR v2.81 beta3 installer. (March 8, 2021)

の2つがダウンロードできるようでしたが、今回はベータ版ではない、v2.80の方にしました。

これも、exeファイルなのでそのまま起動し、表示される手順に従ってインストールしました。といってもインストール先など、デフォルトのままです。

20210410_sdr_hdsdr01

(3) ExtIO dllファイルのインストール

http://hdsdr.de/hardware.html のサイトにあるテーブルで、"RTLSDR (DVB-T/DAB with RTL2832) USB"の項目の右にあるDLLリンクから、ExtIO_RTL2832U.dllファイルをダウンロードします。(March 20, 2017版の模様)

そして、HDSDRをインストールしたフォルダ(今回の例だと、C:\Program Files (x86)\HDSDR\ )にコピーします。

20210410_sdr_hdsdr02

デスクトップ上に作成された、HDSDRのアイコンから起動すると下のような画面が表示されました。

20210410_sdr_hdsdr03

リグの置き場所とは離れた場所でインストール作業をしていたので、この時点ではリグとRTL-SDR V3とは接続していませんでしたが、ウォーフォール画面にノイズっぽい感じのパターンが流れ、なんとなく動いているような感じです。

次は実際にリグとRTL-SDR V3を接続して、HDSDRの設定を行います。

 

 

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2021年4月14日 (水)

申請?それとも届出?

先週の話ですが、先日入手したFTDX3000DMの変更申請を行いました。

変更申請を行うついでに、かねてからやろうと思っていてなかなかやってなかった、FT-8などのデジタルモードの追加も同時にやろうと考えました。なんでも、昨年あたりから変更申請が簡易化されたとのこと。

しかし、よくよく調べてみると、新たな無線機にデジタルモードなどの付属装置を付けての増設(取替)は、保証認定が必要になります。

もともとはそれでも良いと思っていたのですが、時期的に、GWにはFTDX3000を使って運用したいところです。FT-8も興味はありますが、免許されるまでに時間がかかってしまい、結局GWには何も免許されなかった、という事態は避けたい考えました。

そこで、まずはFTDX3000DMだけ(付属装置なし)の増設(取替)申請を行うことにしました。新スプリアスの技適機種なので保証は不要のはずです。

ということで、手続き開始。

免許状とFTDX3000の取扱説明書を見比べてみると、1.9MHz帯が3MAになる模様。

20210408__2

工事設計書は技適番号を入れるだけ。念のため技適番号チェックボタンを押してみたら、「番号が存在する」というウィンドウが出ました。まあ、大丈夫でしょう。

20210408__1

記入が終わり、保存・送信のページで、直接総合通信局に送られる模様なので、保証は無しで大丈夫みたいです。

20210408__3

さて、そんなわけで、審査終了待ちなわけですが、その後、hamlifeのニュースサイトを見ていたら、こんな記事を見つけました。

<特別寄稿>一定の条件を満たせば、無線機の取り替えや増設は「届け」で済ませられる!

要するに、申請ではなく「届出」であれば総合通信局が受け取った時点で変更されたことになる(今回の場合は新しい無線機が免許されたことになる)というものです。

条件の中に、「移動しない局」であること、というものがあるのですが、その理由である無線局免許証票(赤いシール)は平成30年3月に廃止されているため、現在は条件には当てはまらないのではないかと思います。

おおっ!もしかして、「届出」扱いになるのでは!?

申請履歴を見ると、(届)の文字があり、到着して受付処理中なので、すでに届出完了?

20210408__4

・・・と期待しましたが、過去にTSSの保証を受けて申請した案件も(届)の文字があるので、そこを見て「届出」とは言えないようです。

というか、今回の申請で、上に書きましたように、1.9MHz帯の電波型式を、A1Aから3MAに変更しましたので、「免許状の記載事項に変更がないこと」、の条件が満たせないのではなかと思います。

正直なところ、申請前に↑のページを見ていれば・・・1.9MHzの変更なしで「届出」で済ませられたかもしれません。残念。

 

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2021年4月11日 (日)

FTDX-3000にRTL-SDR V3をつなぐ

先日購入したFTDX-3000について、いろいろな方が書かれているブログ記事などを検索していたのですが、特に興味を惹かれたのが、nyantaroさんが書かれている、「にゃん太郎とアマチュア無線」ブログの「RTL-SDR V3 FTDX3000 cwskimmer」の記事でした。

FTDX-3000リアパネルのIF OUT端子とRTL-SDR V3というUSBドングルを接続してSDRを動作させるというものです。

FTDX-3000を使ったSDRは、他にもRX OUT端子にSDRplay社のSDR受信機を接続するのもあり、そちらも興味を惹かれたのですが、SDRplay社のSDR受信機は例えばRSPdxというモデルが3万円弱くらいするのに対し、RTL-SDR V3はアマゾンで3,372円と10分の1ほどの出費で済むので、RTL-SDR V3を採用して遊んでみることにしました。

(今アマゾンを確認したら、販売元が変わったようで3,980円でした。ちょうど安い時期に買えた模様。)

さて、FTDX-3000のIF OUT端子はRCAメス、RTL-SDR V3の端子はSMAメスのようなので、RCAオス---SMAオスのケーブルがあればいいのですが、なかなかそんな都合がいいものは無いようです。

なので、RCAオス-BNCメス変換コネクタ+BNCオス-BNCオスケーブル+BNCメス-SMAオス変換ケーブルを組み合わせて使うことにしました。すべてアマゾンで調達し、RTL-SDR V3とケーブルの合計の出費は5000円ちょっとでした。

20210410_sdr_1

ちょっと悩んだのが、RCAやBNCって、ビデオなどの接続に使う75オーム品もあり、50オームと75オームどちらを使うのが正しいのか?ということですが、SMAはおそらく50オームだろうということで、各コネクタやケーブル類は50オーム品で統一しました。

RCAピンをFTDX-3000のIF OUTに挿し、RTL-SDR V3をPCのUSB端子(実際はUSBハブですが)に接続して準備完了。

20210410_sdr_2

ソフトのインストールはまた次回。

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2021年4月 4日 (日)

FTDX3000DMを購入

またブログ更新が少し間が開いてしまいました。

昨年、アマチュア無線を再開してから新しいリグが欲しいなあと思っていましたが、他に出費がかさむことも重なったこともあり、また、性能や機能に多少不満はあるものの、所有しているリグでQSOが出来ないわけでもないので、ある意味贅沢かなあ、となかなか思い切りがつかずにいました。

そんな中、先週の土日に秋葉原の富士無線さんで、半年に1度の決算セールがあり、特に買うわけでもないけどどのくらい安くなっているのかちょっと見てこよう、と行ってきました。まあ、結果的には何も買わなかったわけですが、FTDX3000とか15万を切る価格(税込みベースでほぼ60%引き)が出ていて、なぜこんなに安くなっているのかと気になりながらも、100W機しかないようで、移動局の免許しか持っていない自分としてはとりあえずあきらめて帰宅しました。

それから数日後、ネットで中古機を物色していたとき、青梅市の多摩電機さんで、まさにそのFTDX3000の中古機、それも50W機のMモデルが出されていました。中古ながらもたいへんきれいとの説明文があり、そしてもちろん中古なので先日の富士無線さんよりもさらに4万円ほど低価格。

う~ん、どうしよう?

まあ、「週末まで待って売れ残っていたら縁があったということにしよう」、と木曜くらいまで待ちました。その間も結構ソワソワした日々を過ごしましたが、まだ「売済み」にはなっていない模様。

ところが、そのページ自体の更新日が3/30のまま変わっていないことに気づき、もしかしたらページが更新されていなだけですでに売れちゃったかな?と不安になり、結局木曜日の夜にポチってしまいました。すでに売り切れているようなら、その旨連絡があるはずです。

が、実際は、あっさり購入できてしまった模様。本当に買ってしまって良かったのかな?

モノは送ってもらうのではなく、お店まで取りに行くことにして、昨日の土曜日に青梅まで行ってきました。

受け取りのときに、お店の方と話をしましたが、前のオーナーさんは昨年5月に買ったのだけど、HFができない環境になってしまったので手放した、とので、使用期間は1年未満、保証もまだ2年ほど残っているとのお話でした。中古でそれって、かなりの上物なのでは?

帰宅してさっそく火入れをしてみました。

20210403_ftdx3000_1

本体のデザインもなかなか好きですが、メインダイヤルの上の7セグの周波数表示、そして液晶モニタ上とは言えアナログメータがカッコイイ! 本当に買って良かったのか?と思っていたモヤモヤ感は完全に吹っ飛びました(笑)

このサイズのリグはFT-920以来ですが、デザイン的な印象は全然違いますね。

そして、最近のリグにはほぼ標準的に付いている、スペアナ&ウォータフォールも見てみました。

20210403_ftdx3000_2

7MHz帯の様子ですが、さすがにたくさんの局が出ているのがわかります。コンディションも良くなっているんでしょうか。

ネットの書き込みなどで、FTDX3000のバンドスコープは使えないと見かけましたが、自分としては結構使えるじゃん、という印象。もっとも、他の機種はさらに正確で見やすい、ということかなと思いますが。

20210403_ftdx3000_3

こちらは6mのSSB。プリアンプを入れるとかなり見にくいですが、プリアンプ無し(IPO)にすると近くの強い局がウォータフォールにくっきり出ていました。

早く局免の変更申請をして、実戦投入したいと思います。

 

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