先月、中古で入手したFTM-350ですが、局免の変更申請をしていたものが、6月11日にようやく審査終了になり、晴れて使えるようになりました。

さっそくこの週末にちょっとだけ使ってみましたが、その前に車載をしたときのことを書いていませんでしたので、今回はそのことを書こうと思います。なお、FTM-350関連の今までの記事はこちら↓です。
FTM-350を入手
FTM-350オプション購入とバージョンアップ
FTM-350オプションの取り付け
まず、このリグで最も期待した機能、というか装備は、フロントパネルにマイクとスピーカーが付いていることです。つまり、マイクやスピーカーを別途付ける必要がなく、非常にスッキリと取り付けできるんじゃないかと思いました。
しかし、その恩恵に預かるには、フロントパネルはあまり遠くに設置せず、ハンドル近辺に設置したいところです。
が、我が家の愛車であるスバル・フォレスターはダッシュボードがうねうねと曲線状になっていることや、非常用自動ブレーキのためのアイサイトカメラへの影響を避けるためにダッシュボード上にモノを設置するのに制約がある、等があり、フロントパネルをどのように設置するか少々悩みました。
で、結局入手したグッズはこちら↓の、「スマホドリンクホルダーアタッチメント 200-CAR038」なる商品です。

これはドリンクホルダーに挿し込んで、吸盤式のホルダーを吸着させるための平らな面を作ってくれるシロモノらしいです。
FTM-350には、背面にGPSアンテナを取り付けた状態で使える吸盤式のホルダーが付いていますが、そのホルダーをこのアタッチメントに吸着させようと思った次第です。
クルマのドリンクホルダーに挿し込んだところがこちら。

なお、このドリンクホルダーは、クルマに最初から装備されているものではなく、後付けのホルダーです。アタッチメントには、クルマに装備されているホルダー以外には使うな、といった注意書きがありましたので、この先は自己責任です。
アタッチメントの平らな面にホルダーに付けたFTM-350を設置します。

正面から見ると、

ドア開閉や、ハンドル操作、ウィンカー操作などにも干渉することもなく、いい感じ。吸盤での吸着もかなり強い感じで、なかなかよさそうです。
アンテナはルーフレールに設置しました。昔使っていた、ルーフレール用の基台アタッチメントが残っていたので、それを流用。

ここからリアのラケッジルームまでは近いので、アンテナケーブルは2mほどで十分でした。ラケッジルームにFTM-350本体を置き、電源は仮でポータブル電源ですがそれを繋ぎ、アンテナケーブル、そしてフロントパネルとのコントロールケーブルを繋ぎます・・・が、ここで1つ問題が・・・。

フロントパネルとのコントロールケーブルは、標準添付のものは3mでしたが、リアシートを倒して何とかギリギリ届く感じ。このままだとリアシートが使えなくなってしまい実用上問題なので、長いコントロールケーブルが必要です。
とりあえずその問題は後日何とかするとして、この状態でちょっと試験運転。電源ON。

2mのAPRSと、430 FMをワッチしながら走行。走行中の振動でも吸盤が外れたりすることもなく、いい感じです。

GPS衛星もたくさん受信できているようです。

というわけで、フロントパネルの設置でいろいろ悩みましたが、いい場所に設置できたかな、と思います。
その後、コントロールケーブルは5mのLANケーブルを購入して繋いでみました(自己責任で!)が、問題なく動きましたのでそれで解決。

あとは、電源ですが、このリグ用に別途電源を取ることも考えましたが、20Wモデルですし、最大消費電流7Aのようですので、リアのラゲッジルームにあるシガーソケットから取るようにしました。
そうして免許状の変更申請の審査待ちでしたが、冒頭に書きましたようにようやく審査終了となりました。使ってみてのレポートはまた後日書きたいと思います。
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